EM-Motive 社(ドイツ)

2018年07月03日
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自動車の電化が加速するのに伴い、自動車およびその部品市場の変化も進んでいます。 ハイブリッドエンジンや電気モーターには、従来のエンジンとは異なった部品が必要となります。 電気モーターのスペシャリスト、EM-Motive 社との長年にわたるプロジェクトを通じて、ファインツールは必要な基盤を整えてきました。

導入背景

ローターケースとその一部をなすフランジは、ハイブリッド車のトランスミッションで肝となる部品です。 この 2 つが電気モーターのケースを構成し、稼働中にはケース内で強い磁場が発生します。 少しでも金属カスなどが付着していると不具合の原因となるため、加工品には高い清浄度が求められます。 さらに、公差も 8μm と非常に厳しいものでした。 しかし、ドイツ・オーベルツハウゼンのファインツール成形チームは、この課題に取り組むことを決意しました。

導入ソリューション

  • シート成形とレーザー溶接を組み合わせ、その後、完全自動の CNC 複合加工機で切削加工
  • 完全自動のバリ取り装置
  • 超音波洗浄機
  • 高性能自動計測器:データマトリクスコードを使って測定値を各部品に割り当て、アーカイブ化。

「オーベルツハウゼンのファインツールチームは当社のプロジェクト発展に大きく寄与しました。チーム自身も成長を遂げられたようです」

EM-Motive 社の購買責任者、フランク・プラッテン氏

お客様の得られたメリットをご覧ください。

  • 成形と切削を組み合わせた加工
  • 部品形状を簡素化し、重量と生産時間を低減
  • 信頼性の高い品質管理体制